top of page
執筆者の写真Mayumi Tamura

元気のない家族



質問者「きょうの質問は私のことではなくて、私の祖父のことなのです。彼は食欲はあるし、身体は動くのです。祖父は83歳です。」 バシャール「私から見ると非常に若いですね。私は地球の年で考えると170歳です。」 質問者「あ、そうですか!(笑) それで、もう3年ほど前から、右半身が痺れていて、手もうまく動かせなくて、身体が重いそうなのです。 『病は気から』といいますから、私はバシャールの本も読んでおりましたので、とにかくその病気を治すために『なにか楽しいことをしたら?』とアドバイスしたのです。 それで『いまやりたい、ワクワクすることはなんなの?』と聞いても、『なにもない』と言うのです。 本当は、書道をやりたかったらしいのですが、手がうまく動かないからできないと言うのです。」 バシャール「もうひとつの手は?」 質問者「もうひとつの手でやったら?」と言っても、「できない」と言うのです。 バシャール「なぜ、できないのでしょう?」 質問者「そうなんです。『もし、なにかやりたいのだったら、写真など簡単だから、ボタンを押すだけだし、どう?』と言っても『そうだな。そこにある植木を撮ろうか』とは言うのですけれども『それを撮るには、その植木を動かさなくてはならない。それができない』と言うのです。 バシャール「他の人が動かしてあげることはできないのですか?」 質問者「それは、私と祖父がふたりで話していたことで、ちょうど、きょうのことなんです。他の人はそのことを知りません。 私は仕事もありますし、ずっと祖父の側にはいられないのです。」 バシャール「質問は、なんでしょうか?」 質問者「私だったら、まだ、若いからかもしれないけれども、その自分の、治したいという気持ちで、病気を治すことができるのです。 ても、祖父の場合は、もう、やる気を全然なくしてしまって、楽しいことがないと言うのです。」 バシャール「『意図』がすべてです。 他の言い方をすれば、彼にその意志をもつことを選択しろと押しつけることはできません。 彼の身体の硬さは、意識の硬さを反映しているのかもしれません。 ても、もし、彼がそれを選択しているとしたら、あなたにできることはただ、無条件に愛してあげることだけです。 もうひとつ、覚えておいてほしいのは、彼も永遠なる存在で、そして、永遠の力をもっている存在ということです。 そして、いつか、なんらかの方法で、彼は自由になるということです。 わかりますか?」 質問者「それは、死ということですか?」 バシャール「それが彼の選択かもしれませんが、私には、いま、わかりません。 ても、死も終わりではありません。 それは、ただ、ひとつの変化にすぎません。 家の中のひとつの部屋から次の部屋に行くようなものです。 わりますか?」 質問者「わかりますけれど・・・。」 バシャール「でも、でも、でも、なんなのでしょうか?」 質問者「わかりますけれど、やっぱり一生懸命生きてほしいのです。」 バシャール「なぜ、彼に生きてほしいのでしょう?」 質問者「うーん・・・。」 バシャール「おじいさんがそういうふうに生きないと、彼のことを同じように愛してあげられないのですか?」 質問者「そんなことないですけれども・・・。 寝ているだけでなくて、なにかをやってほしいのです。」 バシャール「私は、彼が死ぬと言っているのではないのですが、死ぬことも、ひとつの行動ですね。 別に、それが彼の選択だと言っているわけではありませんが、彼のもつ観念が、彼の肉体を相当遠くまで連れていってしまったのかもしれません。 常に、瞬時にそれを変えられる可能性はあります。 彼の選択でなければなりません。 そして、よくみてほしいのですが、あなたの言い方を聞いていると、彼に、 『わたしのために生きてほしい』と言っているように聞こえます。 『彼自身のために生きてほしい』というふうに聞こえないのです。 それが、本当の愛でしょうか? 言っていることが、わかりますか?」 質問者「では、彼のためには私はなにをすればいいのでしょうか?」 バシャール「先程言ったように、まず、無条件に彼を愛してあげます。 そして、あなたの考えていることや、いろいろなアイデアがあれば、彼と分かちあってあげてください。 そして、実際になにをするかは、自立した人間として、彼自身に決断をさせてあげてください。 それとは別に、1日に10分間、3回、次のようなことをやって痛みなどの彼の症状を和らげることもできます。 10分間、青白い電磁気的な光を彼に送るのをイメージします。 そして、彼を光で包みます。」 質問者「私がですか?」 バシャール「そうです。 あなたが、彼を自分のイメージの中で想像します。彼にその青白い光を送って、彼を包みます。 それを、10分間、1日3回やります。 ここで大切なのは、彼に起きている状況の『弱さ』ではなく『強さ』の部分を見てあげることです。 そうでなければ、その状況の否定的な側面にエネルギーを送って強化していることになります。 『あなたは、自分ではなにもできない弱い人です。だから、私はこの青白い素晴らしい光をあなたに送ってあげるのです。』では逆効果になります。 こうすると、あなたはテレパシーを通して、彼がその光を有効に使う能力を奪っていることになります。 そうする代わりに、今度は青白い光を無条件の愛とともに『おじいさんは強い人で、このエネルギーを"おじいさん自身にとって"一番ベストに使えることを私は知っています』といいながら、彼に送ってあげることができます。 私の愛し子よ、わかりますか? これを頭に置いて、夢を見てください。夢の中できっと、いろいろなアドバイスが得られるでしょう。 私たちの残り時間が短くなってきました。 そろそろ、行く時間です。」 質問者「どうもありがとうございました。」 バシャール「私たちの、無条件の愛を皆さんにお贈りします。」 ☆とっても久しぶりに、古い本を開いたら、ここのページでした。 そして、これを「分かち合いなさい」と声が聞こえたのでシェアします。 らびゅ~💖 BASHAR3 http://amzn.asia/d/jffXCFY

0件のコメント

最新記事

すべて表示

目覚めると改善され、究極的に完璧な自分になれる?

多くの人が、スピリチュアルな道とは、究極的な自己改善プロジェクトだと思っています。 そして、目覚めれば、人格的な問題がすべて解決し 親切で徳がある人になれると期待しています。 こうした人たちに、私は、こう言います。 ...

bottom of page